初等課程プログラム(PYP)では、総合的で、探求中心の指導・学習を行っています。カリキュラムは子どもの全人としての成長と発達を目指し、学力だけでなく、精神的、知的、社会的、身体的、文化的ニーズを満たす要素を含んだ学習を提供します。
PYPカリキュラムの中心には5つの基本要素:知識、概念、技術、態度、行動、が組み込まれています。これら5つの基本要素は全ての教育計画や指導に組み入れられます。本校で実施されているプログラムでは;言語、数学、社会、芸術、理科、技術(テクノロジー)、体育と、個人・及び社会教育の重要性を認識しています。生徒がこれらの教科間、実生活における関連性を認識し、活かせるように、可能な限り探求単元への融合を行っています。このアプローチを提供することで、内容のより意義深い理解や、知識・技術の習得を目指しています。K3からG5までの生徒たちは年間で6つの探求単元での学習を行います。これら探求単元は世界的にも重要な:「私たちは誰か」「私たちはどのように組織化しているか」「時間と空間の中の私達」「世界はどのように組織されているか」「地球の共有」といったテーマで構成されています。K1とK2(3歳から5歳)では、上記テーマの内、4つの探求単元を学習します。
PYP学習の終わり近くに、生徒たちは学習の集大成となるPYP Exhibition に参加します。ここで、最終学年である5年生は、PYPで学んだことを学校コミュニティに示すための共同プロジェクトを企画、実施します。
主要教科の他にも、学校は生徒の興味や関心を高めるための幅広い教科を提供しています。単科教員もクラス担任と協力し、様々な教科で質の高い指導が行われるよう、尽力しています。学校として、私たちはこのような融合的な教育機会こそ、生徒たちが一つの教科内容に留まらず、教科の枠を超えた、意義深く、実生活に即した技術の習得を行える場であると確信しています。
PYPの詳細についてご質問がございましたら、PYP Coordinatorまでご連絡ください。
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