当校には、2つの図書館があります。1つ目は、ジュニア図書館で、ウエスト・ビルディングの3階に位置し、絵本があります。2つ目は、メイン図書館で、メイン・ビルディングの2階に位置し、ジュニア・フィクションや、フィクション、ノンフィクション、参考書や先生用の資料があります。図書館は両方とも、子どもの学習やリサーチに対する好奇心を刺激し、学校コミュニティ全体で使用することができます。図書館には、資格を持った教師と、その他のアシスタントが配置されています。
図書館の蔵書は、生徒と教師の両方がカリキュラムを行う上で求められるニーズに応えるために、増え続けています。現在、図書館には、15,000あまりの蔵書があり、フィクションやノンフィクション、参考書、表や地図、大きな本や雑誌、視聴覚の資料などがあります。大部分の蔵書は英語ですが、日本語の本もあり、その他の言語の本もあります。加えて、生徒はメイン図書館にあるパソコンを使って、資料を探すためのデータベースにアクセスしたり、本校のイントラネットシステムや、インターネットにアクセスしたりすることもできます。
ローワースクールとプライマリースクールのクラスは、週に1度図書館を利用します。ローワースクールの生徒向けの図書館プログラムは、読書を好きになることを奨励し、読み聞かせや、学習中の探究の単元と関係した物語をベースにしたタスクをこなしたりします。プライマリースクールの生徒は、リーディングアクティビティの他に、図書館がどのように整備されているのかを学び、リサーチのために情報を得るスキルを養うことができるようにします。また、セカンダリースクールの生徒も図書館は利用可能です。
G4以上の生徒は、図書館のモニタープログラムを通じて、楽しんだり、新しい能力を身につけたりしながら、学校コミュニティの他の人たちを助けることを奨励されています。生徒は週に1度仕事を任されて、本の貸し借りの手続きを行ったり、返却された本を棚に戻したり、展示の作業を手伝ったりします。図書館は両方とも始業前と放課後、またランチタイムの間に開いています。開館時間は、月曜午前8時から午後3時25分と火曜日から金曜日の午前8時から午後4時30分です。生徒は、始業前と放課後、ランチタイムと図書館の授業の時間に、本を借りることができます。セカンダリーの生徒は、この時間に勉強をしたり、自分の調べ学習をすすめたりすることができます。ジュニア図書館を放課後に利用したい生徒は、保護者同伴でなければなりません。学年に応じて、生徒は2~4冊を最長2週間まで借りることができます。また、保護者の方もご希望がありましたら、図書館のアカウントを作っていただき、本を借りることができます。
すべての生徒とご家族の皆様が、本校の蔵書を丁寧に扱ってくださることと思います。しかしながら、もちろん事故はおきてしまいます。その場合は、損傷や紛失が起きたことを司書に連絡してください。蔵書がなくなったり、壊れたりしているのが分かった場合には、借りていた人に弁償か修理を自己負担でやっていただくことをお願いすることになります。
通常の図書館のサービスに加えて、司書は様々な読書プログラムやその他の行事を年間を通じて企画します。この中には、G7以上のお子様がいるご家庭が海外の出版社から物語やその他の本を購入することができるブッククラブや、他の日本国内のインターナショナルスクールと合同で、選ばれた本を読み、その中から1番好きだったものに投票する桜メダルプログラム、毎年恒例の2月にある国際母語デーと共催で、読書を促進し、物語や読み聞かせを讃えるストーリーフェスティバルなどの行事を含みます。